ニッカウヰスキー門司工場は、大正3年当時食品工業を展開していた鈴木商店が門司市(現在の門司区)に建設した焼酎工場、大里酒精製造所がはじまりです。
大正6年に日本酒類醸造(株)に改組。さらに、大正14年には肥後酒精、大日本酒精、島原西肥興業を合併し、大日本酒類醸造となりました。その後、合併を繰り返し昭和35年には協和醗酵工業(株)と合併し、協和発酵工業(株)門司工場として、平成14年まで稼働、そしてアサヒ協和酒類製造門司工場を経て、平成18年にはニッカウヰスキーと合併し、現在のニッカウヰスキー門司工場となりました。
貴重な赤煉瓦の倉庫群は現在も使用され、ウミウの行き交う海沿いの場所で永い歴史を見守り続けています。