神戸の鈴木商店の資本が中心となり大正元年、帝国麦酒は創業しました。その後、サクラビール、サッポロビールと名前を替えましたが平成12年に工場は操業を終えます。そして、現在はレトロが薫る門司赤煉瓦プレイスの一角に、門司麦酒煉瓦館として生まれ変わり、たくさんの観光客が訪れる場所となっています。門司麦酒煉瓦館は大正元年に赤煉瓦造りの醸造所に対比するように建てられたゴシック様式の工場事務所を改装したもので、現在はビールの歴史と門司麦酒工場・九州工場の沿革のほか、ビールの製造や原材料・缶・ビンのリサイクルについての解説展示を行ってます。大正時代に作られたゴシック様式の建物は細部がきめ細やかに作られており、非常に美しいです。