門司港レトロ倶楽部について

「門司港レトロ倶楽部」は、地元まちづくり団体や民間企業、観光協会、指定管理者、行政などと連携し、かつ一体となって観光まちづくりに取り組み、門司港レトロエリアの観光振興及び地域の活性化を推進していく事を目的に作られました。平成7年の発足以来、門司港エリアの公共空間を活用し、下記のようなソフト事業を展開しています。

■ 観光資源開発にかかる行政への提言、アイディアの提供等
平成9年にまちづくり活動の方針を取りまとめた「門司港レトロエリア活性化の方策」を地域住民、行政等へ提案した他、平成12年には景観、歴史的建造物等の観光資源の保全や公共空間の活用を地域に呼びかけ「レトロ基金委員会」を創設し、「カボチャドキア国立美術館」の開館支援等を行いました。また、「レトロまちづくりフォーラム」等、まちづくりへの意見交換会や各種シンポジウム、他都市への視察等を実施し、様々な観点から情報・意見等を集めることで観光資源開発やまちづくりへの提言に活かしています。
■ PR、キャンペーン等観光宣伝
平成8年より情報誌「レトロタイムズ」を発行(年2回、各3万部)し、ホームページによる情報発信、他都市でのキャンペーンやPR活動など、全国へ向けた情報発信を行っています。
■ イベントの企画及び実施、受入施設の整備促進等の受入れ体制づくり
ゴールデンウィーク中の「レトロフェスタ」や冬の「門司港レトロイルミネーション」「レトロひなまつり」など年間を通じて数多くのイベント実施、支援を行い、門司港レトロの賑わい創出を行っています。さらに歴史的建造物を活用した絵画展や音楽イベント等の自主企画による市民イベントを募集し、住民参加型の観光地づくりに努めています。(平成18年度イベント数約244件)
■ その他
門司港の伝統芸能である門司港発祥の「バナナの叩き売り」の伝承支援や、地域の芸術家の支援、門司港アートブランドの確立のための「門司港アート村」の設立支援、「よさこいおどり」を通して関門連携を図るための「YOSAKOI塾」開催等、まちづくりを文化面でもサポートすべく積極的に支援、提案を行っています。

* 今後の活動予定

門司港レトロ倶楽部では、今後も従来からの活動を引き続き継続していくとともに、より一層、海峡都市門司港の美しい自然と景観を守り、歴史的建造物の保全と公共空間の活様に積極的に取り組んでいき、門司港の伝統に培われた個性ある観光素材の発掘や魅力ある門司港ブランドの創出等に力を入れ、観光振興及び地域の活性化を行っていきます。

* 門司港レトロ倶楽部参加団体

「地元団体等」

  • ・門司まちづくり21世紀の会
  • ・門司港栄町商店街振興組合
  • ・門司の躍進を考える会
  • ・門司港バナナの叩き売り保存会
  • ・まちづくり活性化もじ
  • ・門司の景観を考える会
  • ・門司文化団体連合会
  • ・門司港グルメ会
  • ・レトロおもてなし宿の会
  • ・関門海峡みらいフォーラム
  • ・一般社団法人 門司港まちの情報センタ―
  • ・門司港コミュニティ
  • ・門司港トロッコ応援団

「民間団体」

  • ・JR門司港駅
  • ・門司電気通信レトロ館
  • ・北九州商工会議所
  • ・北九州活性化協議会
  • ・門司港開発(株)
  • ・郵便事業(株)門司港支店
  • ・出光美術館(門司)
  • ・門司地区タクシー協会
  • ・西日本産業貿易コンベンション協会
  • ・松永文庫
  • ・海峡ライブ館
  • ・B&A門司港
  • ・北九州市観光協会
  • ・国際友好記念図書館
  • ・九州鉄道記念館
  • ・関門汽船(株)
  • ・平成筑豊鉄道門司港事業所

「行政」

  • ・北九州市 産業経済局
  • ・港湾空港局
  • ・教育委員会
  • ・門司区役所